2020年07月26日

~ ネジバナの花言葉 ~ (2020/7/26号)

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hare03 ついつい怠りがちの、お庭の草むしり(-“-;;
あれよあれよという間に大草原と化してしまい、ついに除草をお願いする事にしました。
「それくらい、自分でやれよ」とのご意見も多数あろうかとは思いますが、草むしりをする予定が立つまで草が伸びるのを待ってくれないものですから、人の手を借りる事にしたワケです(=_=;


hare03 除草を3日後に控えたある日、出勤前にちょっとお庭を横切った時、ふと、生い茂る草の中にピンク色の見慣れない花が咲いているのに気づきました。
近くで見てみると、それはネジバナでした。

ネジバナは、道ばたでも時々見かける特別めずらしい花ではありませんが、見たまんまの何のひねりもないネーミングと、小さいながらも凛と真っ直ぐに立つ姿が印象的で、大好きな野草です(^-^)

種でも飛んできたのでしょうか。
知らない間に、うぷのお庭に根を下ろし花を咲かせていたなんて、朝からとっても嬉しくなりました。
でも、除草まであと3日(゚_゚;;
せっかくお庭に咲いてくれたのだから、せめてこのネジバナだけは助けたいと思い、うぷはその日、100均で植木鉢をひとつ購入して帰宅し、お庭に咲いたネジバナを植え替えました。
会社の制服のまま生い茂る草の中でネジバナを救出していると、ういれしい事に、朝みつけた一本だけじゃなく、近くに2本咲いていました。
その2本も植木鉢に移し替えていると、なにやら目の隅にピンク色がチラリ…。
「あら、ここにも咲いてる(^_^)」
足元を見ると…。
「あらら、ここにも咲いてる(^-^)」
立ち上がって、あたりを見回すと…。
「あ、そこにも咲いてる(^o^;)」
「あ、あそこにも(^。^;; )
「あそこにも、あそこにも、あそこにも、あそこにもーーー(@_@;;; 」
買ってきたひとつばかりの植木鉢はすぐにいっぱいになり、日も暮れてきたので、続きは明日にする事にしました。

最終的に植え替えたネジバナは、まさかの118本~(^。^;;
追加購入した植木鉢では事足りず、駐車場の隅や玄関脇にも植え替えましたが、地主もビックリの繁殖ぶりでしたf(^_^;


hare03 あれから2週間――。
せっせと植え替えたネジバナは、今はお花の時期を終えただの草と化しています(^_^;
でも、せっかく救出したのだから来年もまた咲いてほしい…。
ガーデニングにはあまり熱心でないうぷですが、もともと野草なので育て方は比較的かんたんらしく、うぷでもなんとかなりそうです。

ネジバナは、小さいながらもラン科のお花で、特徴はやはネジネジしたお花部分。
ギリシャ語の学名も、「らせん(speire)」と「花(anthos)」という意味の「Spiranthes(スピランセス)」だそうです。
調べてはみませんでしたが、多分、英語でもフランス語でもイタリア語でも中国語でも、もしも咲くならアラビア語でも、きっとストレートに「ねじねじした花」的な名前がついているんだろうなぁ…と、うぷは推測しています(^_^)b

こんな小さなお花ですが、ネジバナにも花言葉がありました。
その花言葉は「思慕」。
由来は、なんと万葉集からだというから驚きです(゚O゚)
万葉集に
 芝付(しばつき)の 御宇良崎(みうらさき)なる 根都古(ねつこ)(ぐさ) 
 逢ひ見ずあらば 吾(あれ)恋ひめやも
という歌があり、この「根都古草」がネジバナの事。
歌の意味は「あなたに逢うことがなければ、私は恋に苦しむことはなかったのに」という意味で、恋に苦しんで身をよじる姿をネジバナに重ねているのだとか……。

ふーん……。
見たまんまの名前と違って、花言葉はちょっとひねり過ぎな気が……(^_^;;

20200726-1



それでは
    また次回~(^-^)/~




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